“持寄”の読み方と例文
読み方割合
もちよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今は無い、が、持ってる奴は俺の外に二人、んな当りが付いているんだ。七枚集らなきゃ読めない判じものなら、二人持寄もちよって、七万両を
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
さて、はなしなか物語ものがたり、わづらはしいからはぶく、……いはひ仲間ちうげんども一座いちざ酒宴しゆえん成程なるほど元二げんじ仕組しくんだとほり、いづれも持寄もちよりで、國々くに/″\はなしをはじめた。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
信州浅間あさま山麓さんろくの村では、この盆竈ぼんがまの行事をカマッコというそうだが、これにも物前ものまえすなわち成女期に近づいた女たちが率先して、米と少しのぜに持寄もちよ
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)