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づく
澄んだ
音色が、
月の
光に
溶け
合って、
夢のように、
白れんが
造りの
多い、
町の
建物の
上を
流れてゆく。
町に
住む、
男も、
女も、みんなおまえを
好きになる。
御殿の
玄関は
黒塗りの
大きな
式台造り、そして
上方の
庇、
柱、
長押などは
皆眼のさめるような
丹塗り、
又壁は
白塗りでございますから、すべての
配合がいかにも
華美で、
明朗で
そして、コンクリート
造りの
建物の
多い
町の
中は、
日の
上らない
前の
寒さは、ことに
厳しかったのです。
“造”の意味
《名詞》
(みやつこ) 古代の姓の一つ。渡来系技術者集団の統率者をはじめとする伴造)系の氏族に与えられた。そのうちの有力氏族の多くは天武朝に連に改姓された。
(出典:Wiktionary)