“足跡:そくせき” の例文
“足跡:そくせき”を含む作品の著者(上位)作品数
吉川英治4
幸田露伴1
押川春浪1
森鴎外1
海野十三1
“足跡:そくせき”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 詩1.9%
歴史 > 日本史 > 日本史1.2%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「さようなら左門先生! あなたののこした足跡そくせきによって、少年連盟は、二年の露命ろめいをつなぐことができました」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「山陽は足跡そくせき海内かいだいにあまねしとか、半ばすとか自慢をしていますが、この辺までは来たことはないでしょう」
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
(午后イギリス海岸において第三紀偶蹄ぐうてい類の足跡そくせき標本を採収すべきにより希望者は参加すべし。)
イギリス海岸 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
武蔵があるいた足跡そくせきの範囲だけを見ても、将来、天下が徳川になろうが豊臣のに帰ろうが、人心の一致している方向はすでにきまっている。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唐草銀五郎の遺志をついで、今宵こよい初めて望む所の秘密境へ、一歩の足跡そくせきをつけた彼も、それをわずかの思い出として、ここに進退きわまるであろうか?
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
余は之を以て極めて大なる足跡そくせきの如きもの即ち竪穴に類したるものとなす。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
梅雨つゆの不順な気候にあてられてか、伊藤一刀斎は、旅籠はたごで病みついてしまった。そこへ駿府すんぷから徳川家の重臣が、彼の足跡そくせきをたずねて追って来た。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくて味方とも散々ちりぢりにわかれて後、義経の足跡そくせきは、四天王寺までは見た者もあるが、そこを立退たちのいた先は、まったく踪跡そうせきくらましてしまった。
日本名婦伝:静御前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「探偵?」四宮理学士は冷笑した。「探偵するつもりじゃなかったが、あの人殺しの運のきさ。実は僕がの室でやっている実験のうちに、犯人の奴がハッキリと足跡そくせきを残して行ったのだよ」
階段 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その人間的な足跡そくせきのほかに……
彼の足跡そくせきは関東にあまねく、神社仏閣のある所で、奈良井の大蔵の寄進札を見かけない霊場はないくらいだが、この奇特人きどくじんが、その金をどこから運んできているかは、誰も詮議せんぎをしてみた者はない。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
舊い頃ではたちばな南谿なんけいと共に可成り足跡そくせきが廣く、且又同じく紀行(漫遊文草)を遺した澤元愷たくげんがいが、この中岩を稱して、その上で酒など飮んでゐる事がその文によつて記臆に存してゐたからである。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
そうさ。ワイニンゲルなんぞの足跡そくせきを踏んでけば、厭世は免れないね。しかし恋愛なんという概念のうちには人生のえいを含んでいる。Ivresseイヴレス を含んでいる、鴉片アヘンHaschischアッシシュ のようなものだ。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
足跡そくせき常陸ひたち磐城いわき上野こうずけ下野しもつけ信濃しなの、越後の六ヶ国にわたり、行程約百五十里、旅行日数二週間内外、なるべく人跡絶えたる深山を踏破して、地理歴史以外に、変った事を見聞けんもんし、変った旅行をしてみようというのである。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)