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種族
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しゅぞく
ふりがな文庫
“
種族
(
しゅぞく
)” の例文
ほかの
生物
(
せいぶつ
)
は
生存競争
(
せいぞんきょうそう
)
に
滅
(
ほろ
)
びても、
協力生活
(
きょうりょくせいかつ
)
をするありの
種族
(
しゅぞく
)
だけは
栄
(
さか
)
えるのだ、
世界
(
せかい
)
じゅうどこでも、ありのいないところはないだろう。
戦友
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なぜかといえば、
敵
(
てき
)
と
戦
(
たたか
)
うときにはとても
勇敢
(
ゆうかん
)
でしたし、またこの
種族
(
しゅぞく
)
の上にふりかかってきたわざわいにもかかわらず、よくがんばりとおしたからです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
おたがいにその国をののしったり、
種族
(
しゅぞく
)
をののしったりすることはつつましまなければならん。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
もしもどこかで、洪君のためによき
配偶
(
はいぐう
)
が見つかるならば、われわれ人類は、やがてネオピポスコラ族という新しい
種族
(
しゅぞく
)
をつくり、この地中に、繁栄することでありましょう。
今昔ばなし抱合兵団:――金博士シリーズ・4――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
秋
寂
(
さ
)
びた
深林
(
しんりん
)
の
背景
(
はいけい
)
に、何と云う
好調和
(
こうちょうわ
)
であろう。彼等アイヌは
亡
(
ほろ
)
び行く
種族
(
しゅぞく
)
と
看做
(
みな
)
されて居る。然し此
森林
(
しんりん
)
に於て、彼等は
正
(
まさ
)
に
主
(
あるじ
)
である。
眼鏡
(
めがね
)
やリボンの我等は
畢竟
(
ひっきょう
)
新参
(
しんざん
)
の
侵入者
(
しんにゅうしゃ
)
に過ぎぬ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
「なんという
怖
(
おそ
)
ろしい
顔
(
かお
)
つきをしている
野蛮人
(
やばんじん
)
であろう。
人間
(
にんげん
)
を
食
(
く
)
うというのは、この
種族
(
しゅぞく
)
ではなかろうか!」と、
心
(
こころ
)
に
思
(
おも
)
ったのでありました。
幸福に暮らした二人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だって、コウノトリというものは、同じ
種族
(
しゅぞく
)
のものとだけつきあうのがすきなのですから。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
に、
異
(
ちが
)
った
種族
(
しゅぞく
)
の
種子
(
たね
)
と
種子
(
たね
)
とが
結
(
むす
)
び
合
(
あ
)
って、いっそう
美
(
うつく
)
しい
人間
(
にんげん
)
が
生
(
う
)
まれたことに、
不思議
(
ふしぎ
)
がありません。
砂漠の町とサフラン酒
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのわけは、もと、この
町
(
まち
)
の
女
(
おんな
)
が、
南
(
みなみ
)
から、
北
(
きた
)
から、また
東
(
ひがし
)
から、
世界
(
せかい
)
の
方々
(
ほうぼう
)
から、さらわれてきた、
種族
(
しゅぞく
)
のちがった、
美
(
うつく
)
しい
女
(
おんな
)
たちの
子孫
(
しそん
)
であるからです。
砂漠の町とサフラン酒
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
日数
(
にっすう
)
がたってから、その
鳥
(
とり
)
の
名
(
な
)
が、
☆
いかるがであることもわかりました。なんでも、はとの
種族
(
しゅぞく
)
に
属
(
ぞく
)
するこの
鳥
(
とり
)
は、
鳥
(
とり
)
の
中
(
なか
)
でもよく
大空
(
おおぞら
)
を
自由
(
じゆう
)
に
翔
(
か
)
ける、
翼
(
つばさ
)
の
強
(
つよ
)
い
鳥
(
とり
)
だということを
知
(
し
)
りました。
自由
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“種族”の意味
《名詞》
種族(しゅぞく)
生物において同じ種類に属するもの。
同じ祖先の家族などから形成される社会の集団。
(出典:Wiktionary)
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
族
常用漢字
小3
部首:⽅
11画
“種族”で始まる語句
種族全体