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盛大
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せいだい
ふりがな文庫
“
盛大
(
せいだい
)” の例文
種吉がかねがね駕籠かき人足に雇われていた
葬儀屋
(
そうぎや
)
で、身内のものだとて無料で葬儀万端を引き受けてくれて、かなり
盛大
(
せいだい
)
に葬式が出来た。
夫婦善哉
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
彼
(
かれ
)
らからいろいろの
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
くだけでも
無益
(
むえき
)
ではないであろうから、
正月
(
しょうがつ
)
には、
彼
(
かれ
)
らを
招
(
まね
)
いて、ひとつ
盛大
(
せいだい
)
な
宴会
(
えんかい
)
を
開
(
ひら
)
いて、みようと
思
(
おも
)
う……。
珍しい酒もり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
○吾が
郡中
(
ぐんちゆう
)
にて
小千谷
(
をぢや
)
といふ所は
人家
(
じんか
)
千戸にあまる
饒地
(
よきとち
)
なり、それゆゑに
斎
(
さい
)
の神の(斎あるひは幸とも)まつりも
盛大
(
せいだい
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ハワイに入る前夜、園遊会が
盛大
(
せいだい
)
に開かれ、会長のK博士夫妻もインデアンの
羽根飾
(
はねかざ
)
り
帽
(
ぼう
)
を
冠
(
かぶ
)
って出場する
和
(
なご
)
やかさでした。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
行けよ皇國の
盛大
(
せいだい
)
へ向つて、世界の新秩序へ向つて、人類の
福祉
(
ふくし
)
に萬邦の融和に向つて。一齊にとどろかす
跫音
(
あしおと
)
を以て、個の十の百の千の萬の億の、靜かな底力を以て。
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
諸先生方が小生のためにこの
盛大
(
せいだい
)
なる送別会をお開き下さったのは、まことに
感銘
(
かんめい
)
の至りに
堪
(
た
)
えぬ次第で——ことにただ今は校長、教頭その他諸君の送別の辞を
頂戴
(
ちょうだい
)
して
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その式の
盛大
(
せいだい
)
なこと酒もりの立派なこととても書くのも大へんです。
蛙のゴム靴
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
英国南部のバスという
市
(
まち
)
で、ある夜
盛大
(
せいだい
)
な
晩餐会
(
ばんさんかい
)
が開かれました。
ジェンナー伝
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
○吾が
郡中
(
ぐんちゆう
)
にて
小千谷
(
をぢや
)
といふ所は
人家
(
じんか
)
千戸にあまる
饒地
(
よきとち
)
なり、それゆゑに
斎
(
さい
)
の神の(斎あるひは幸とも)まつりも
盛大
(
せいだい
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
いよいよ
王
(
おう
)
さまが
宿
(
やど
)
なしどもや、
乞食
(
こじき
)
どもを、お
招
(
まね
)
きなされて、
盛大
(
せいだい
)
なご
宴会
(
えんかい
)
を
開
(
ひら
)
かれるというふれが、いたるところに、はられましたから、すきな
酒
(
さけ
)
も
飲
(
の
)
めずに、
貧乏
(
びんぼう
)
に
苦
(
くる
)
しんでいる
人
(
ひと
)
たちは
珍しい酒もり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
勿論
(
もちろん
)
、こんなに
盛大
(
せいだい
)
に見送って頂くことに感謝はしていたのです。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
観
(
み
)
る人
群
(
ぐん
)
をなすは
勿論
(
もちろん
)
、事をはりてはこゝかしこにて
喜酒
(
よろこびざけ
)
の
宴
(
えん
)
をひらく。これみな
国君
(
こくくん
)
盛徳
(
せいとく
)
の
余沢
(
よたく
)
なり。他所にも左義長あれどもまづは
小千谷
(
をぢや
)
を
盛大
(
せいだい
)
とす。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
観
(
み
)
る人
群
(
ぐん
)
をなすは
勿論
(
もちろん
)
、事をはりてはこゝかしこにて
喜酒
(
よろこびざけ
)
の
宴
(
えん
)
をひらく。これみな
国君
(
こくくん
)
盛徳
(
せいとく
)
の
余沢
(
よたく
)
なり。他所にも左義長あれどもまづは
小千谷
(
をぢや
)
を
盛大
(
せいだい
)
とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其火よりも
盛大
(
せいだい
)
なるは魚沼郡のうち、かの
小千谷
(
をぢや
)
の
在
(
ざい
)
地獄谷の火なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其火よりも
盛大
(
せいだい
)
なるは魚沼郡のうち、かの
小千谷
(
をぢや
)
の
在
(
ざい
)
地獄谷の火なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
“盛”で始まる語句
盛
盛夏
盛岡
盛遠
盛装
盛花
盛返
盛上
盛綱
盛塩