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余沢
ふりがな文庫
“余沢”の読み方と例文
読み方
割合
よたく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よたく
(逆引き)
徳川時代には、小田原附近から関八州へかけてが、全国中でいちばん地租の安いところであったが、これは全くの早雲の
余沢
(
よたく
)
だ
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
だが、この
凄
(
すさ
)
まじい酒屋繁昌は、人心の何を語っているものか。ただ単に、これも泰平の
余沢
(
よたく
)
といえる現象なのか。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
するとその下の地位にいる同僚達は順繰りに昇進してみんな
余沢
(
よたく
)
に
霑
(
うるお
)
うというような事があるとすると、それはいくらかはこのドラゴイアンの話に似ている。
マルコポロから
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
余沢(よたく)の例文をもっと
(11作品)
見る
“余沢”の意味
《名詞》
余沢(よたく)
先人が残した恩恵。
他に及ぶほどの大きな恩恵。
(出典:Wiktionary)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
沢
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
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