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よたく
ふりがな文庫
“よたく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
余沢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余沢
(逆引き)
観
(
み
)
る人
群
(
ぐん
)
をなすは
勿論
(
もちろん
)
、事をはりてはこゝかしこにて
喜酒
(
よろこびざけ
)
の
宴
(
えん
)
をひらく。これみな
国君
(
こくくん
)
盛徳
(
せいとく
)
の
余沢
(
よたく
)
なり。他所にも左義長あれどもまづは
小千谷
(
をぢや
)
を
盛大
(
せいだい
)
とす。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
設
(
も
)
し此に一会社の興るあつて、正学一派のために校刻の業に従事し、毫も好事派を目中に置かなかつたら、
崇文盛化
(
そうぶんせいくわ
)
の
余沢
(
よたく
)
は
方
(
まさ
)
に
纔
(
わづか
)
に社会に
被及
(
ひきふ
)
するであらう。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
はては遠く九州
筑紫
(
つくし
)
の名所も知らなくてはと思って、遠くまで船旅をする人が、こんどは富士や筑波の山々に行ってみたいと、ふかく心
惹
(
ひ
)
かれるのも、思えば、泰平の世の
余沢
(
よたく
)
として
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
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(11作品)
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