“せいだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
盛大42.9%
聖代33.3%
正大9.5%
斉大4.8%
西内4.8%
請待4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれらからいろいろのはなしくだけでも無益むえきではないであろうから、正月しょうがつには、かれらをまねいて、ひとつ盛大せいだい宴会えんかいひらいて、みようとおもう……。
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)
○そも/\ 醍醐だいご天皇は(在位卅二年)百廿代の御皇統くわうとうの中にも殊に御徳達とくたつたりしゆゑ、延喜の聖代せいだいと称し、御在位の久かりしゆゑ 延喜帝とも申奉る。
正大せいだいここにあつまれば
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
斉大せいだいは献県の地方を横行する強盗であった。
こゝに事実明らかになりしかば、建文帝を迎えて西内せいだいに入れたてまつる。程済ていせいこの事を聞きて、今日こんにち臣が事終りぬとて、雲南に帰りてあんき、同志の徒を散じぬ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
元来地方有志なるものの難有ありがた迷惑な厚遇に辟易へきえきしていた私は、私を請待せいだいしてくれたある教育家の団体へあらかじめ断りの手紙を出して、送迎とか宴会とかあるいはまた名所の案内とか
疑惑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)