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櫻色
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さくらいろ
ふりがな文庫
“
櫻色
(
さくらいろ
)” の例文
新字:
桜色
非常な
櫻色
(
さくらいろ
)
が、輝きが、幸福らしい色がのぼつてくるので、そのときその場であなたを、私の胸に抱きしめるのをさへ控へる爲めには、私は隨分骨が折れた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
品
(
ひん
)
のよき
高髷
(
たかまげ
)
にお
根
(
ね
)
がけは
櫻色
(
さくらいろ
)
を
重
(
かさ
)
ねたる
白
(
しろ
)
の
丈長
(
たけなが
)
、
平打
(
ひらうち
)
の
銀簪
(
ぎんかん
)
一
(
ひと
)
つ
淡泊
(
あつさり
)
と
遊
(
あそ
)
ばして
學校
(
がくかう
)
がよひのお
姿
(
すがた
)
今
(
いま
)
も
目
(
め
)
に
殘
(
のこ
)
りて、
何時
(
いつ
)
舊
(
もと
)
のやうに
御平癒
(
おなほり
)
遊
(
あそ
)
ばすやらと
心細
(
こゝろぼそ
)
し
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
少
(
すこ
)
し
高過
(
たかす
)
ぎるくらゐに
鼻筋
(
はなすぢ
)
がツンとして、
彫刻
(
てうこく
)
か、
練
(
ねり
)
ものか、
眉
(
まゆ
)
、
口許
(
くちもと
)
、はつきりした
輪郭
(
りんくわく
)
と
云
(
い
)
ひ、
第一
(
だいいち
)
櫻色
(
さくらいろ
)
の、あの、
色艶
(
いろつや
)
が、——
其
(
それ
)
が——
今
(
いま
)
の、あの
電車
(
でんしや
)
の
婦人
(
ふじん
)
に
瓜二
(
うりふた
)
つと
言
(
い
)
つても
可
(
い
)
い。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
櫻色
(
さくらいろ
)
にもあらず、
緋桃
(
ひもゝ
)
の
花
(
はな
)
でもなし、
剃
(
そ
)
りたてたる
頭
(
つむり
)
より
顏
(
かほ
)
より
首筋
(
くびすぢ
)
にいたるまで
銅色
(
あかゞねいろ
)
の
照
(
て
)
りに一
點
(
てん
)
のにごりも
無
(
な
)
く、
白髮
(
しらが
)
もまじる
太
(
ふと
)
き
眉
(
まゆ
)
をあげて
心
(
こゝろ
)
まかせの
大笑
(
おほわら
)
ひなさるゝ
時
(
とき
)
は
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
櫻
部首:⽊
21画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“櫻”で始まる語句
櫻
櫻草
櫻桃
櫻島
櫻町
櫻木君
櫻木大佐
櫻木大佐等
櫻木海軍大佐
櫻山