“高過”の読み方と例文
読み方割合
たかす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝(よくてう)知縣(ちけん)に送(おく)られて出(で)た。けふもきのふに變(かは)らぬ天氣(てんき)である。一體(たい)天台(てんだい)一萬(まん)八千丈(ぢやう)とは、いつ誰(たれ)が測量(そくりやう)したにしても、所詮(しよせん)高過(たかす)ぎるやうだが、兎(と)に角(かく)虎(とら)のゐる山(やま)である。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
少(すこ)し高過(たかす)ぎるくらゐに鼻筋(はなすぢ)がツンとして、彫刻(てうこく)か、練(ねり)ものか、眉(まゆ)、口許(くちもと)、はつきりした輪郭(りんくわく)と云(い)ひ、第一(だいいち)櫻色(さくらいろ)の、あの、色艶(いろつや)が、——其(それ)が——今(いま)の、あの電車(でんしや)の婦人(ふじん)に瓜二(うりふた)つと言(い)つても可(い)い。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)