トップ
>
村田
>
むらた
ふりがな文庫
“
村田
(
むらた
)” の例文
夫
(
そ
)
れから番町の
村田
(
むらた
)
造
(
蔵
)
六(後に
大村益次郎
(
おおむらますじろう
)
)の処へ行て、その通りに勧めた所が、
是
(
こ
)
れは
如何
(
どう
)
しても遣らぬと云う
考
(
かんがえ
)
で、神田とは丸で説が違う。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
大路
(
おほぢ
)
の
柳
(
あなぎ
)
月
(
つき
)
のかげに
靡
(
なび
)
いて
力
(
ちから
)
なささうの
塗
(
ぬ
)
り
下駄
(
げた
)
のおと、
村田
(
むらた
)
の二
階
(
かい
)
も
原田
(
はらだ
)
の
奧
(
おく
)
も
憂
(
う
)
きはお
互
(
たが
)
ひの
世
(
よ
)
におもふ
事
(
こと
)
多
(
おほ
)
し。
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お駒が、ぎょっとすると、日本一太郎は、彼の
所有物
(
もちもの
)
のなかで一番高価らしい、
村田
(
むらた
)
の銀張りをからりと投げ出すように置いて、ひと膝乗り出してきた。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
いっしょに
西洋
(
せいよう
)
の
学問
(
がくもん
)
をまなんだ
村田
(
むらた
)
でさえ、このように
外国人
(
がいこくじん
)
をおいはらえというありさまですから、いよいよ、
自分
(
じぶん
)
のことばやおこないに
気
(
き
)
をつけて
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
村田
(
むらた
)
の
煙管
(
きせる
)
未
(
いまだ
)
世に出でざりし時、われらが祖先は既にシガレツトを口にしつつ、
春日
(
しゆんじつ
)
煦々
(
くく
)
たる山口の街頭、天主会堂の十字架を仰いで、西洋機巧の文明に賛嘆の声を惜まざりしならん。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
お
恥
(
はづ
)
かしい
身
(
み
)
に
落
(
おち
)
まして
今
(
いま
)
は
家
(
うち
)
と
言
(
い
)
ふ
物
(
もの
)
も
御座
(
ござ
)
りませぬ、
寐處
(
ねどころ
)
は
淺草町
(
あさくさまち
)
の
安宿
(
やすやど
)
、
村田
(
むらた
)
といふが二
階
(
かい
)
に
轉
(
ころ
)
がつて、
氣
(
き
)
に
向
(
む
)
ひた
時
(
とき
)
は
今夜
(
こんや
)
のやうに
遲
(
おそ
)
くまで
挽
(
ひ
)
く
事
(
こと
)
もありまするし
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ソリャどうもいろ/\な面白いことかあるぜ、と云う。段々
聞
(
きい
)
て見ると
村田
(
むらた
)
造
(
蔵
)
六
即
(
すなわ
)
ち
大村益次郎
(
おおむらますじろう
)
とか
佐野栄寿
(
さのえいじゅ
)
(
常民
(
つねたみ
)
)とか云うような有志者が、皆緒方の家に出入をして居る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「おい、
村田
(
むらた
)
くん、いつ、
長州
(
ちょうしゅう
)
(いまの
山口県
(
やまぐちけん
)
)からかえってきたんだ。
下関
(
しものせき
)
では、たいへんなさわぎをおこしたようだな。じつにばかなことをしたもんだよ。あきれかえった
話
(
はなし
)
じゃないか。」
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
とはなしかけますと、
村田
(
むらた
)
は、
目
(
め
)
にかどをたてて、いいました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“村田”で始まる語句
村田蔵六
村田春海
村田小吉
村田桃鄰
村田海石
村田烏江