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煦々
ふりがな文庫
“煦々”の読み方と例文
読み方
割合
くく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くく
(逆引き)
煦々
(
くく
)
たる法文に拘泥して国家の重きを忘るるは学究の
迂論
(
うろん
)
なり、宜しく法律を活用して帝国を危急の時に救うべしというにあった。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
陽
(
ひ
)
はその中腹あたりの岩肌をキラキラと輝かせているが、天地万物
寂
(
せき
)
としてしかも陽だけが
煦々
(
くく
)
として、なごやかにこの野原に遊んでいる。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
「これで一切のくくりがついた、やがて、花も咲けば実もむすばれよう」と彼は誰にともなく云った、「——春日
煦々
(
くく
)
の船出じゃからのう」
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
煦々(くく)の例文をもっと
(7作品)
見る
煦
漢検1級
部首:⽕
13画
々
3画
“煦々”のふりがなが多い著者
穂積陳重
本庄陸男
橘外男
久生十蘭
夏目漱石
芥川竜之介