暗記あんき)” の例文
おな不正ふせいくわだてるのならば、百三十六麻雀牌マアジヤンパイ背中せなかたけ木目もくめ暗記あんきするなどは、その努力感どりよくかんだけでもぼくにはむし氣持きもちがいい。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
そしてとしくとともに、これらのうたあぢはひが、かはつてかんじられてるのです。だからまづ暗記あんきしておいてほしいとおもひます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
カルチュアというのは、公式や単語をたくさん暗記あんきしている事でなくて、心を広く持つという事なんだ。つまり、愛するという事を知る事だ。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
漢学かんがくがおもでしたが、諭吉ゆきち歴史れきしがすきで、すきなほんは、何回なんかいもよみ、暗記あんきしてしまうほどでした。
「源太郎君、もう数学はあれで沢山だから、これから暗記あんきものに全力をそそぎ給え」
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
百三十六もある麻雀牌マアジヤンパイ背中せなかたけ木目もくめをすつかり暗記あんきしてしまふといふいんちきのことだ。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
しかも、その暗記あんき仕方しかたといふのが、日光につくわうなかで、つぎくもつぎ夕方ゆふがたつぎ電燈でんとう結局けつきよく最後さいご蝋燭らふそくひかりなかでといふふう明暗めいあん順序じゆんじよつてらしながら研究けんきう暗記あんき
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)