故國ここく)” の例文
新字:故国
三ヶげつほどの南北支那なんぼくしなたびをはつて、明日あしたはいよいよなつかしい故國ここくへの船路ふなぢかうといふまへばん
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
大佐たいさこゝろでは、吾等われら兩人ふたり意外いぐわい椿事ちんじめに、此樣こん孤島はなれじま漂着へうちやくして、これからある年月ねんげつあひだぶにはねなきかごとりむなしく故國ここくそらをばながめてくらすやうな運命うんめいになつたのをば
あのづるへんわが故國ここくでは今頃いまごろさだめて、都大路みやこおほぢ繁華はんくわなるところより、深山みやまをくそま伏屋ふせやいたるまで、家々いへ/\戸々こゝまる國旗こくきひるがへして、御國みくにさかえいわつてことであらう。