トップ
>
ここく
ふりがな文庫
“ここく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
故国
46.7%
胡国
20.0%
故國
13.3%
湖国
6.7%
胡國
6.7%
虚黒
6.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故国
(逆引き)
家は長崎で、
反物
(
たんもの
)
や装身具や支那画などの
長崎骨董
(
ながさきこっとう
)
を持って、関西から江戸の
花客
(
とくい
)
を廻り、あらかた金にすると、
春
(
はる
)
の
雁
(
かり
)
のように、遥々な
故国
(
ここく
)
へ帰ってゆくのである。
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここく(故国)の例文をもっと
(7作品)
見る
胡国
(逆引き)
匈奴
(
きようど
)
にして
昭君
(
せうくん
)
を愛するも、昭君
豈
(
あに
)
馬に乗るの
怨
(
うらみ
)
あらむや。
其
(
その
)
愀然
(
しうぜん
)
として
胡国
(
ここく
)
に
嫁
(
とつ
)
ぎたるもの、匈奴が婚を
強
(
し
)
ひたるに
外
(
ほか
)
ならず。
愛と婚姻
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ここく(胡国)の例文をもっと
(3作品)
見る
故國
(逆引き)
大佐
(
たいさ
)
の
心
(
こゝろ
)
では、
吾等
(
われら
)
兩人
(
ふたり
)
が
意外
(
いぐわい
)
の
椿事
(
ちんじ
)
の
爲
(
た
)
めに、
此樣
(
こん
)
な
孤島
(
はなれじま
)
へ
漂着
(
へうちやく
)
して、
之
(
これ
)
から
或
(
ある
)
年月
(
ねんげつ
)
の
間
(
あひだ
)
、
飛
(
と
)
ぶに
羽
(
はね
)
なき
籠
(
かご
)
の
鳥
(
とり
)
、
空
(
むな
)
しく
故國
(
ここく
)
の
空
(
そら
)
をば
眺
(
なが
)
めて
暮
(
くら
)
すやうな
運命
(
うんめい
)
になつたのをば
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ここく(故國)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
湖国
(逆引き)
『
山谷
(
さんこく
)
の風をしてほしいままに汝を吹かしめよ』、自分はわが情とわが身とを投げ出して自然の
懐
(
ふところ
)
に任した。あえて佐伯をもって湖畔詩人の湖国と同一とはいわない、しかし
湖国
(
ここく
)
の風土を叙して
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
ここく(湖国)の例文をもっと
(1作品)
見る
胡國
(逆引き)
御膳料
(
ごぜんれう
)
を送られたので、
亡入道殿
(
なきにふだうどの
)
(持妙尼の夫)の命日であつたかと、とかう
紛
(
まぎ
)
れて、打忘れてゐたが、なるほど、そちらでは忘れない筈だと、昔、漢王の使で
胡國
(
ここく
)
に行つた夫に
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ここく(胡國)の例文をもっと
(1作品)
見る
虚黒
(逆引き)
源吉は、もう今の
呟
(
つぶや
)
きを忘れたように、右手でブレーキバルブを握ったまま、半身を乗出すように
虚黒
(
ここく
)
な前方を、注視していた。
鉄路
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
ここく(虚黒)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
うち
くに
こゝく
ふるさと