掛蒲團かけぶとん)” の例文
新字:掛蒲団
本當ほんたうぬくとつたんだよなあ日輪おてんとさままでひどまちつぽくなつたやうなんだよ」おつぎはれいすこあまえるやうな口吻くちつきで一まい掛蒲團かけぶとんをとつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それではまた炬燵こたつでもこしらえたらうだ、自分じぶんあたるからとつて、とう/\やぐら掛蒲團かけぶとんきよけて、座敷ざしきはこばした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
勉強べんきやう出來できず、稼業かげふ仕事しごと捗取はかどらず、持餘もてあました身體からだ春寒はるさむ炬燵こたつはふんで、引被ひつかついでぞたりけるが、時々とき/″\掛蒲團かけぶとんえりからかほして、あゝ、うゝ、と歎息ためいきして、ふう
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぬくとくつてえゝ鹽梅あんべえだ、ひえさせちやえかねえ」かれ掛蒲團かけぶとんをとつぷりふたした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
其所そこには小六ころく掛蒲團かけぶとんを一まいあたまから引被ひつかぶつててゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
かるつた掛蒲團かけぶとんあしさきすそはうへこかしてすこ身動みうごきをした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)