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かけぶとん
ふりがな文庫
“かけぶとん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
掛蒲団
65.2%
掛蒲團
13.0%
掛布団
13.0%
懸蒲団
4.3%
掛布團
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掛蒲団
(逆引き)
「私は今、
何事
(
なんに
)
も思いません」と正太は両手を白い
掛蒲団
(
かけぶとん
)
の上へ力なげに載せて、大きく成った眼で三吉の方を見た。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
かけぶとん(掛蒲団)の例文をもっと
(15作品)
見る
掛蒲團
(逆引き)
それでは
又
(
また
)
炬燵
(
こたつ
)
でも
拵
(
こしら
)
えたら
何
(
ど
)
うだ、
自分
(
じぶん
)
も
當
(
あた
)
るからと
云
(
い
)
つて、とう/\
櫓
(
やぐら
)
と
掛蒲團
(
かけぶとん
)
を
清
(
きよ
)
に
云
(
い
)
ひ
付
(
つ
)
けて、
座敷
(
ざしき
)
へ
運
(
はこ
)
ばした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
かけぶとん(掛蒲團)の例文をもっと
(3作品)
見る
掛布団
(逆引き)
掛布団
(
かけぶとん
)
の
端
(
はし
)
で
撥
(
は
)
ねられた
寝床
(
ねどこ
)
人形が
床
(
ゆか
)
に落ちて
俯向
(
うつむ
)
きになっていた。鼻を床につけて正直にうつ向きになっていた。ただそれだけが彼女を一時間も悲しく泣かした。
売春婦リゼット
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
かけぶとん(掛布団)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
懸蒲団
(逆引き)
平吉は
長櫃
(
ながもち
)
の
蓋
(
ふた
)
を
啓
(
あ
)
けた。中には松に鶴の模様のある
懸蒲団
(
かけぶとん
)
が三枚入っていた。裏は
萌黄
(
もえぎ
)
であった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
かけぶとん(懸蒲団)の例文をもっと
(1作品)
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掛布團
(逆引き)
テムプル先生の寢臺に近く、そのまつ白なカァテンに半ば
覆
(
おほ
)
はれて、小さな子供用の寢臺があつた。その
掛布團
(
かけぶとん
)
の下には人の型の輪郭が見えるけれど、顏はカァテンの蔭にかくされてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
かけぶとん(掛布團)の例文をもっと
(1作品)
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