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打製石斧
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だせいせきふ
ふりがな文庫
“
打製石斧
(
だせいせきふ
)” の例文
打製石斧
打製石斧
(
だせいせきふ
)
は
通例
(
つうれい
)
長
(
なが
)
さ三寸計りにして、
其形状
(
そのけいぜう
)
は長方形、橢圓形、分銅形等なり。
刄
(
は
)
は一端に在る事有り、
兩端
(
れうたん
)
に在る事有り。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
こんなにたくさん
打製石斧
(
だせいせきふ
)
のあるのは、あるひはこゝで
石斧
(
せきふ
)
の
半製品
(
はんせいひん
)
を
造
(
つく
)
つて、
各地
(
かくち
)
へ
輸送
(
ゆそう
)
したものかも
知
(
し
)
れないと
思
(
おも
)
はれるのであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
余
(
よ
)
の
陳列所
(
ちんれつじよ
)
の
雨垂
(
あまだ
)
れ
落
(
おち
)
に
積重
(
つみかさ
)
ねてある
打製石斧
(
だせいせきふ
)
は、
數
(
かぞ
)
へては
見
(
み
)
ぬが、
先
(
ま
)
づ
謙遜
(
けんそん
)
して六七千
箇
(
こ
)
は
有
(
あ
)
ると
云
(
い
)
はう。
精密
(
せいみつ
)
に
計算
(
けいさん
)
したら、
或
(
あるひ
)
は一
萬
(
まん
)
に
近
(
ちか
)
いかも
知
(
し
)
れぬ。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
これを
打製石斧
(
だせいせきふ
)
といつてゐます。しかし
打製石斧
(
だせいせきふ
)
には
實際
(
じつさい
)
物
(
もの
)
を
切
(
き
)
るために
役立
(
やくだ
)
つ
刃
(
やいば
)
がありません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
但
(
たゞ
)
しその
時代
(
じだい
)
には、
精々
(
せい/″\
)
打製石斧
(
だせいせきふ
)
か、
石鏃屑
(
せきぞくくづ
)
位
(
くらゐ
)
で、
格別
(
かくべつ
)
驚
(
おどろ
)
くべき
珍品
(
ちんぴん
)
は
手
(
て
)
に
入
(
い
)
らぬのであつた。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
未開社會
(
みかいしやくわい
)
に於ては
器具
(
きぐ
)
の上にも
分業
(
ぶんげう
)
起
(
おこ
)
らざるを常とす。一個の
打製石斧
(
だせいせきふ
)
もコロボックルの爲には建築、造船、獸獵、爭鬪に際して、
極
(
きわ
)
めて
肝要
(
かんえう
)
なる役目を勤めしなるべし。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
この
打製石斧
(
だせいせきふ
)
は、ある
場所
(
ばしよ
)
ではずいぶんたくさんに
出
(
で
)
ます。
今
(
いま
)
から
二十年程前
(
にじゆうねんほどまへ
)
に
私共
(
わたしども
)
が
東京
(
とうきよう
)
の
西
(
にし
)
、
武藏
(
むさし
)
の
深大寺
(
じんだいじ
)
といふ
村
(
むら
)
の
附近
(
ふきん
)
を
歩
(
ある
)
くと、
一時間
(
いちじかん
)
に
何十本
(
なんじつぽん
)
となく
拾
(
ひろ
)
ひ
得
(
え
)
られました。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
(第一)石を打ち欠きて作れる
斧形
(
おのがた
)
の者。(之を
打製石斧
(
だせいせきふ
)
と呼ぶ)。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
製
常用漢字
小5
部首:⾐
14画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
斧
漢検準1級
部首:⽄
8画
“打製”で始まる語句
打製
打製類