“だせいせきふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
打製石斧100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを打製石斧だせいせきふといつてゐます。しかし打製石斧だせいせきふには實際じつさいものるために役立やくだやいばがありません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
たゞしその時代じだいには、精々せい/″\打製石斧だせいせきふか、石鏃屑せきぞくくづくらゐで、格別かくべつおどろくべき珍品ちんぴんらぬのであつた。
未開社會みかいしやくわいに於ては器具きぐの上にも分業ぶんげうおこらざるを常とす。一個の打製石斧だせいせきふもコロボックルの爲には建築、造船、獸獵、爭鬪に際して、きわめて肝要かんえうなる役目を勤めしなるべし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)