“役立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やくだ87.5%
やくだち12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信吉しんきちは、自分じぶんっているものが、いつか学問がくもんのうえに役立やくだてば、ひとりこのひとのみのよろこびでない、人類じんるい幸福こうふくおもいましたから
銀河の下の町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
石器せつきつくかたやそのかたちもおたがひてゐて、ほとんど世界中せかいじゆう、そのかはりはすくないのでありますから、文化ぶんか關係かんけいその研究けんきゆうには土器どきほどに役立やくだちません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
「が、役立やくだちが訊かせると思うと、こいつあどうも、腹が立ったところで、しようがねえ。まあ、師匠、そんなようなもんだ。」
釘抜藤吉捕物覚書:11 影人形 (新字新仮名) / 林不忘(著)