“やくだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
役立87.5%
益立12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以上いじよう森林しんりんひととの密接みつせつ關係かんけい人間にんげんむかしから森林しんりんをいろ/\に利用りようしててゐるおはなしをしました。このほかにも森林しんりん人間にんげん生活せいかつにいろ/\の役立やくだちをしてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
ふるいものはあたらしいものにまれかわって、はじめて役立やくだつということにちがいない。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
それを見て私は心の中に非常な満足を覚えましたものの、よしないことを云ってしまったと後悔しないわけにゆきませんでした。何故ならばそれがため余計に私の弁解が益立やくだたなくなってしまいました。
流転 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)