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役得
ふりがな文庫
“役得”の読み方と例文
読み方
割合
やくとく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくとく
(逆引き)
「そうともそうとも。こうなったら、
急
(
いそ
)
いでくれろと
頼
(
たの
)
まれても、
足
(
あし
)
がいうことを
聞
(
き
)
きませんや。あっしと
仙蔵
(
せんぞう
)
との、
役得
(
やくとく
)
でげさァね」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
こういうことは武家の家来が一種の
役得
(
やくとく
)
にもなっていたので、よほど厳格な主人でない限りはまず
大眼
(
おおめ
)
に見逃がしておく習いになっていた。
半七捕物帳:14 山祝いの夜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
家計は、伊勢の
禄地
(
ろくち
)
から上がる稲が唯一の収入で、おりおりの
賜
(
たま
)
わり物だの、
役得
(
やくとく
)
のみいりなどは、一切、なかった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
役得(やくとく)の例文をもっと
(8作品)
見る
“役得”の意味
《名詞》
その役職や役目につくことで得られる特別な利得。
(出典:Wiktionary)
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
“役”で始まる語句
役
役人
役目
役者
役所
役場
役立
役宅
役僧
役柄
検索の候補
得利寺役
“役得”のふりがなが多い著者
邦枝完二
吉川英治
岡本綺堂
野村胡堂