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やくとく
ふりがな文庫
“やくとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
役得
66.7%
役徳
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
役得
(逆引き)
家計は、伊勢の
禄地
(
ろくち
)
から上がる稲が唯一の収入で、おりおりの
賜
(
たま
)
わり物だの、
役得
(
やくとく
)
のみいりなどは、一切、なかった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「合點、これも
役得
(
やくとく
)
さ。同じ跟けるなら、綺麗な新造の方がどんなに心持がいゝか判らない」
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
やくとく(役得)の例文をもっと
(8作品)
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役徳
(逆引き)
また藩の諸役所にて公然たる
賄賂
(
わいろ
)
の
沙汰
(
さた
)
は
稀
(
まれ
)
なれども、
自
(
おのず
)
から
役徳
(
やくとく
)
なるものあり。江戸大阪の勤番より
携
(
たずさえ
)
帰
(
かえ
)
る
土産
(
みやげ
)
の品は、旅費の
残
(
のこり
)
にあらざれば
所謂
(
いわゆる
)
役徳を
積
(
つみ
)
たるものより外ならず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「それぐらいが
役徳
(
やくとく
)
ですよ。君の方は待遇が好いでしょう?」
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
やくとく(役徳)の例文をもっと
(4作品)
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