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役徳
ふりがな文庫
“役徳”の読み方と例文
読み方
割合
やくとく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくとく
(逆引き)
一種の
役徳
(
やくとく
)
があります。それは政府から一人について三千円の金を借り得らるる
便宜
(
べんぎ
)
があるので、その金は僅かに五分の利子である。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
豊収の際には農民の心持もまた別であった。ミレェの名画を見ると想い起こすごとく、西洋でも落穂拾いは寡婦の
役徳
(
やくとく
)
と認められていた。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
また藩の諸役所にて公然たる
賄賂
(
わいろ
)
の
沙汰
(
さた
)
は
稀
(
まれ
)
なれども、
自
(
おのず
)
から
役徳
(
やくとく
)
なるものあり。江戸大阪の勤番より
携
(
たずさえ
)
帰
(
かえ
)
る
土産
(
みやげ
)
の品は、旅費の
残
(
のこり
)
にあらざれば
所謂
(
いわゆる
)
役徳を
積
(
つみ
)
たるものより外ならず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
役徳(やくとく)の例文をもっと
(4作品)
見る
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
“役”で始まる語句
役
役人
役目
役者
役所
役場
役立
役宅
役得
役柄
“役徳”のふりがなが多い著者
河口慧海
佐々木邦
福沢諭吉
柳田国男