“未開社會”の読み方と例文
読み方割合
みかいしやくわい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
未開社會みかいしやくわいに於いては事情じじやう大にことなり、食物の不要部はすべて自家の物捨て塲、或は共同の物捨て塲に捨てらるるなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
未開社會みかいしやくわいに於ては器具きぐの上にも分業ぶんげうおこらざるを常とす。一個の打製石斧だせいせきふもコロボックルの爲には建築、造船、獸獵、爭鬪に際して、きわめて肝要かんえうなる役目を勤めしなるべし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)