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國中
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こくちう
ふりがな文庫
“
國中
(
こくちう
)” の例文
新字:
国中
「
汝
(
なんぢ
)
の
心
(
こゝろ
)
に
可
(
よ
)
しと
思
(
おも
)
はば
予
(
よ
)
も
其
(
それ
)
にて
可
(
よ
)
し、」と
幼君
(
えうくん
)
も
滿足
(
まんぞく
)
して
見
(
み
)
え
給
(
たま
)
へば、「
然
(
しか
)
らば
國中
(
こくちう
)
の
鳥屋
(
とりや
)
に
申附
(
まをしつ
)
けあらゆる
小鳥
(
ことり
)
を
才覺
(
さいかく
)
いたして
早
(
はや
)
御慰
(
おなぐさみ
)
に
備
(
そな
)
へ
奉
(
たてまつ
)
らむ、」と
勇立
(
いさみた
)
てば
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
云出したり平生よく
分
(
わけ
)
の分かる感心の拙者も酒といふ狂藥に折々不感心な事を仕出かすアヽ酒は嚴禁すべきものなり聞く英國のチヤーチル卿は
國中
(
こくちう
)
の酒屋を皆な廢し
醉漢
(
のたまく
)
共を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
伊太利
(
イタリー
)
の
繁華
(
はんくわ
)
なる
港
(
みなと
)
といへば、
此處
(
こゝ
)
は
國中
(
こくちう
)
隨一
(
ずゐいち
)
の
名港
(
めいかう
)
子ープルス、
埠頭
(
はとば
)
から
海岸通
(
かいがんどう
)
りへかけて
商館
(
しやうくわん
)
の
數
(
かず
)
も
幾百千
(
いくひやくせん
)
、もしや
濱島
(
はまじま
)
は
此
(
この
)
港
(
みなと
)
で、
其
(
その
)
商會
(
しやうくわい
)
とやらを
營
(
いとな
)
んで
居
(
を
)
るのではあるまいかと
思
(
おも
)
ひ
浮
(
うか
)
んだので
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
然
(
さ
)
るにても
其
(
そ
)
の
餘
(
あま
)
りの
美
(
うつく
)
しさに、ひととなりて
後
(
のち
)
國
(
くに
)
を
傾
(
かたむ
)
くる
憂
(
うれひ
)
もやとて、
當時
(
たうじ
)
國中
(
こくちう
)
に
聞
(
きこ
)
えたる、
道人
(
だうじん
)
何某
(
なにがし
)
を
召出
(
めしいだ
)
して、
近
(
ちか
)
う、
近
(
ちか
)
う、
爾
(
なんぢ
)
よく
此
(
こ
)
の
可愛
(
かはゆ
)
きものを
想
(
さう
)
せよ、と
仰
(
おほ
)
せらる。
妙齢
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
國
部首:⼞
11画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“國”で始まる語句
國
國民
國々
國境
國土
國許
國府
國主
國家
國府津