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向
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むかつ
ふりがな文庫
“
向
(
むかつ
)” の例文
今
(
いま
)
や
我
(
わ
)
が
弦月丸
(
げんげつまる
)
の
指
(
さ
)
して
行
(
ゆ
)
く
同
(
おな
)
じ
鍼路
(
しんろ
)
をば
故意
(
わざ
)
と
此方
(
こなた
)
に
向
(
むかつ
)
て
猛進
(
まうしん
)
して
來
(
く
)
るのである、一
分
(
ぷん
)
、二
分
(
ふん
)
、三
分
(
ぷん
)
の
後
(
のち
)
は
一大
(
いちだい
)
衝突
(
しようとつ
)
を
免
(
まぬ
)
かれぬ
運命
(
うんめい
)
※
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
剛一はムンズとばかりに梅子の手を握りつ「姉さん、僕は常に篠田さんの写真に
向
(
むかつ
)
て『兄さん』と小声で呼んで見るんですよ」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「も一ツ」と今度は徳二郎が
注
(
つい
)
でやつたのを女は又もや
一呼吸
(
ひといき
)
に飮み干して月に
向
(
むかつ
)
て酒氣を
吻
(
ほつ
)
と吐いた。
少年の悲哀
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
一行
驚喜
(
けうき
)
して曰く之れ即ち会津街道なりと、人影を見ざるも
既
(
すで
)
に村里に
在
(
あ
)
るの
想
(
おもひ
)
をなせり、
歓呼
(
くわんこ
)
して一行の
無事
(
ぶじ
)
を
祝
(
しゆく
)
す、昨暮
遠望
(
えんばう
)
したる一小板屋は尚之より岩代の方角に
向
(
むかつ
)
て一里余の
遠
(
とほ
)
きに在り
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
松本は
咳
(
がい
)
一咳
(
いちがい
)
しつ「我が
鍛工
(
かぢこう
)
組合の評議員篠田長二君の身上に
就
(
つい
)
て、一個の動議を提出するんですから、先づ同君に
向
(
むかつ
)
て暫時退席を要求致します」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
▼ もっと見る
篠田は
起
(
た
)
つて聖書を読み、
祈祷
(
きたう
)
を捧げ、
扨
(
さ
)
て
今宵
(
こよひ
)
の珍客なる少年少女に
向
(
むかつ
)
て勧話の口を開けり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“向”の解説
向(しょう、こう)は、漢姓のひとつ。
同じ漢字を使う日本の姓向(むかい、むかえ、むこう)についてもこの記事で述べる。
琉球王国の向氏については、第二尚氏を参照。
(出典:Wikipedia)
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“向”を含む語句
仰向
真向
斜向
上向
一向
手向
日向
俯向
眞向
向合
向側
差向
向山
向後
方向
背向
趣向
筋向
対向
川向
...