“むかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
42.9%
逆吐28.6%
嘔吐14.3%
嘔気14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剛一はムンズとばかりに梅子の手を握りつ「姉さん、僕は常に篠田さんの写真にむかつて『兄さん』と小声で呼んで見るんですよ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
篠田はつて聖書を読み、祈祷きたうを捧げ、今宵こよひの珍客なる少年少女にむかつて勧話の口を開けり、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
大きな酒樽にどつさり大根が漬けられてあつて、大嫌ひな糠味噌ぬかみその臭ひが鼻を襲つて逆吐むかつきさうになつた。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
大きな酒樽さかだるにどっさり大根がけられてあって、大嫌いな糠味噌ぬかみその臭いが鼻を襲って逆吐むかつきそうになった。
入江のほとり (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)
匂いの高いものは鼻に附くようになると嘔吐むかつくほどイヤになるもんで、美妙斎の文章の新味も余り香気が高過ぎたので一時は盛んに管待もてはやされたが、その反動として今度は極端にきらわれるようになった。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
おんなの数もあんなにあろうとは思いも寄らなかった。毎日毎日、白粉臭いのを首実検してつくづくいやになりましたよ、おしまいには嘔気むかついて来る」