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なた
ふりがな文庫
“なた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鉈
93.2%
山刀
3.9%
向
1.0%
鉈刀
1.0%
鉞
1.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉈
(逆引き)
腰に
鉈
(
なた
)
のような物を差した農夫の影は、縄のはしを口にくわえ、
老猿
(
ろうえん
)
のように、もう中腹の灌木に手をかけていた。そして上から
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なた(鉈)の例文をもっと
(50作品+)
見る
山刀
(逆引き)
と一人が声を
潜
(
ひそ
)
めて、仲間のものを見返る。仲間のものは、
各自
(
めいめい
)
に竹槍と、
山刀
(
なた
)
とを持っていた。今、物を言った一人は、
本籠
(
もとごめ
)
の二連発銃を持っていた。
悪魔
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なた(山刀)の例文をもっと
(4作品)
見る
向
(逆引き)
此団扇を
翳
(
かざ
)
して立つた姿勢が
好
(
い
)
い。
流石
(
さすが
)
専門家は
違
(
ちがひ
)
ますね。
能
(
よ
)
く
茲所
(
こゝ
)
に気が
付
(
つ
)
いたものだ。光線が顔へあたる具合が
旨
(
うま
)
い。
陰
(
かげ
)
と日
向
(
なた
)
の
段落
(
だんらく
)
が
確然
(
かつきり
)
して——顔丈でも非常に面白い変化がある
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
なた(向)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
鉈刀
(逆引き)
普通犬の鳴き声というものは、後も先も
鉈刀
(
なた
)
で
打
(
ぶ
)
ち切った
薪雑木
(
まきざつぼう
)
を長く
継
(
つ
)
いだ直線的の声である。今聞く唸り声はそんなに簡単な
無造作
(
むぞうさ
)
の者ではない。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なた(鉈刀)の例文をもっと
(1作品)
見る
鉞
(逆引き)
「元来
頸
(
くび
)
というものはギスギスと斬るさえ難かしいものです。しかるにこれは美事にスパリとやられてます。まあ
鉞
(
なた
)
とか昔の首斬斧とか、または古代の両刄の
剣
(
つるぎ
)
なら出来ますが」
秘密の庭
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
なた(鉞)の例文をもっと
(1作品)
見る
“なた”の意味
《名詞》
なた【鉈】
刃渡りが15cmから60cm程度の、刀身が厚く丈夫であり、片手持ちに適する刃物。薪割りや枝打ちに用いる。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かう
こう
さき
そむ
むい
むか
むかい
むかう
むかっ
むかつ