“なた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
94.0%
山刀4.0%
鉈刀1.0%
1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腰にのような物を差した農夫の影は、縄のはしを口にくわえ、老猿のように、もう中腹の灌木に手をかけていた。そして上から
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と一人が声をめて、仲間のものを見返る。仲間のものは、各自に竹槍と、山刀とを持っていた。今、物を言った一人は、本籠の二連発銃を持っていた。
悪魔 (新字新仮名) / 小川未明(著)
普通犬の鳴き声というものは、後も先も鉈刀ち切った薪雑木を長くいだ直線的の声である。今聞く唸り声はそんなに簡単な無造作の者ではない。
琴のそら音 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「元来というものはギスギスと斬るさえ難かしいものです。しかるにこれは美事にスパリとやられてます。まあとか昔の首斬斧とか、または古代の両刄のなら出来ますが」