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効果
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かうくわ
ふりがな文庫
“
効果
(
かうくわ
)” の例文
旧字:
效果
成程
(
なるほど
)
一旦
(
いつたん
)
他
(
ひと
)
の
所有
(
しよいう
)
に
歸
(
き
)
したものは、たとひ
元
(
もと
)
が
自分
(
じぶん
)
のであつたにしろ、
無
(
な
)
かつたにしろ、
其所
(
そこ
)
を
突
(
つ
)
き
留
(
と
)
めた
所
(
ところ
)
で、
實際上
(
じつさいじやう
)
には
何
(
なん
)
の
効果
(
かうくわ
)
もない
話
(
はなし
)
に
違
(
ちがひ
)
なかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
抑も
辻行灯
(
つじあんどう
)
廃
(
すた
)
れて
電気灯
(
でんきとう
)
の
光明
(
くわうみやう
)
赫灼
(
かくしやく
)
として
闇夜
(
やみよ
)
なき
明治
(
めいぢ
)
の
小説
(
せうせつ
)
が
社会
(
しやくわい
)
に於ける
影響
(
えいきやう
)
は
如何
(
いかん
)
。『
戯作
(
げさく
)
』と云へる
襤褸
(
ぼろ
)
を
脱
(
ぬ
)
ぎ『
文学
(
ぶんがく
)
』といふ
冠
(
かむり
)
着
(
つ
)
けしだけにても其
効果
(
かうくわ
)
の
著
(
いちゞ
)
るしく
大
(
だい
)
なるは
知
(
し
)
らる。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
御米
(
およね
)
の
勸
(
すゝめ
)
通
(
どほり
)
髮
(
かみ
)
を
刈
(
か
)
つた
方
(
はう
)
が、
結局
(
つまり
)
氣
(
き
)
を
新
(
あら
)
たにする
効果
(
かうくわ
)
があつたのを、
冷
(
つめ
)
たい
空氣
(
くうき
)
の
中
(
なか
)
で、
宗助
(
そうすけ
)
は
自覺
(
じかく
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“効果”の解説
効果(こうか、en: effect)は、一般的にある特定の行為、動作、操作、作用によって起こった、ある特定の好ましい現象をいう。
科学の実験でおこった現象や営業、宣伝展開、スポーツでのポイントの取得など、さまざまな場面で、「効果があった」という言い方がされる。
(出典:Wikipedia)
効
常用漢字
小5
部首:⼒
8画
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“効”で始まる語句
効
効目
効験
効能
効力
効々
効性
効無
効驗
効能書