“効性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいしょう66.7%
かいしょ16.7%
かひしよ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と見ると、丸髷まるまげの女が、その緋縮緬ひぢりめんそばと寄って、いつか、肩ぬげつつ裏のすべった効性かいしょうのない羽織を、上から引合せてやりながら
売色鴨南蛮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
八九年前に、効性かいしょものの妻に死訣しにわかれてから、酒飲みの父親は日に日に生活がすさんで行った。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
でも蝶子は効性かひしよが好かつた。
芭蕉と歯朶 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)