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劔
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つるぎ
ふりがな文庫
“
劔
(
つるぎ
)” の例文
二つの
劔
(
つるぎ
)
は
切尖
(
きっさき
)
から𣠽頭まで、二本のダイヤモンド
留針
(
とめばり
)
のように光っていた。
サレーダイン公爵の罪業
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
あのやうな
良人
(
をつと
)
を
持
(
も
)
つ
身
(
み
)
の
何
(
なに
)
が
不足
(
ふそく
)
で
劔
(
つるぎ
)
の
刃渡
(
はわた
)
りするやうな
危險
(
あぶな
)
い
計較
(
たくみ
)
をするのやら、
可愛
(
かあい
)
さうにあの
人
(
ひと
)
の
好
(
よ
)
い
仲町
(
なかまち
)
の
姉
(
ねえ
)
さんまでを
引合
(
ひきあ
)
ひにして
三方
(
さんばう
)
四方
(
しはう
)
嘘
(
うそ
)
で
固
(
かた
)
めて、
此足
(
このあし
)
はまあ
何處
(
どこ
)
へ
向
(
む
)
く
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
劔
(
つるぎ
)
を
杖
(
つゑ
)
に。
松陰
(
まつかげ
)
の。
巖
(
いはほ
)
撐
(
さゝ
)
へて。
吐息
(
といき
)
つく。
時哉
(
をりしも
)
見ゆる。
若武者
(
わかむしや
)
は。
是
(
こ
)
は
抑
(
そも
)
軍
(
いくさ
)
の。
使
(
つかひ
)
かや。
見
(
み
)
れば
衣
(
ころも
)
の。
美麗
(
うるはし
)
さ。
新郎
(
はなむこ
)
とかも。
訝
(
あや
)
またる。
其鬚髯
(
そのほうひげ
)
の。
新剃
(
にひそり
)
は。
秋田
(
あきた
)
を刈れる。
刈稻
(
かりしね
)
の。
齊
(
そろ
)
へる
樣
(
さま
)
に。
「西周哲学著作集」序
(旧字旧仮名)
/
井上哲次郎
(著)
劔
(
つるぎ
)
の帶と胸の上、重なるところ打ち當つる、 405
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
劔
(
つるぎ
)
岳、冠
松
(
まつ
)
、ウジ
長
(
ちよう
)
、
熊
(
くま
)
のアシアト、
雪渓
(
せつけい
)
、前
劔
(
つるぎ
)
冠松次郎氏におくる詩
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
▼ もっと見る
劔
(
つるぎ
)
を植ゑし
頂
(
いたゞき
)
は
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
劔
(
つるぎ
)
は流星のように彼の手からはなれて、遠くの川にもぐり込んだ。そして彼
自身
(
じみ
)
は大地をふるわしてドシンと倒れた。その拍子に大きな薔薇の木が押潰され、赤土が煙のように空に舞上った。
サレーダイン公爵の罪業
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
更に鞘より鋭利なる
劔
(
つるぎ
)
を
燦
(
さん
)
と拔き放ち、 190
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
劔
(
つるぎ
)
岳、
立山
(
たてやま
)
、双六
谷
(
たに
)
、
黒部
(
くろべ
)
冠松次郎氏におくる詩
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
アーンチロコス飛び掛り、
劔
(
つるぎ
)
を揮ひこめかみを
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
劔
部首:⼑
16画
“劔”を含む語句
長劔
劔戟
劔橋
劔術遣
短劔
無刀流劔術
懷劔
御帶劔
寶劔
劔難
劔道
一本劔
劔術
劔先
劔々相摩
利劔
佩劔