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佐
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さ
ふりがな文庫
“
佐
(
さ
)” の例文
「ヘッヘヘ、自慢では御座いませんが、鍼は
漆検校
(
うるしけんぎょう
)
の門弟で、
佐
(
さ
)
の
市
(
いち
)
とお聴き下されば、御存じの方も御座いましょう」
禁断の死針
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
三芝居もどんなものだか、
佐
(
さ
)
の
松
(
まつ
)
の若衆人形の落ちこぼれが、
奥山
(
おくやま
)
あたりに出没しているとのことだが、それも気が進まない。
活人形
(
いきにんぎょう
)
も見てしまった。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
隙
(
すか
)
さず
咽喉
(
のどもと
)
へ
突貫
(
つきとほ
)
さんとしけれども
手先
(
てさき
)
狂
(
くる
)
ひて
頬
(
ほゝ
)
より口まで
斬付
(
きりつけ
)
たり源八
悶
(
もだえ
)
ながら顏を見ればお
高
(
たか
)
なりしにぞ
南無
(
なむ
)
三と
蹴倒
(
けたふ
)
して
其所
(
そこ
)
を
飛出
(
とびいだ
)
し
連
(
つれ
)
の
佐
(
さ
)
七と
倶
(
とも
)
に
後
(
あと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
恐れて寄り付かず、仕方がありませんから、
暴
(
あ
)
れ狂う父さんを、仲の
好
(
い
)
い
佐
(
さ
)
の
市
(
いち
)
さんとお祷りに来た道尊さんにお願いして私はちょっと抜け出して来ました
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
渡
(
わた
)
し其夜は口上にて
委細
(
ゐさい
)
咄
(
はなし
)
に及べば南藏院は
篤
(
とく
)
と承知し
早速
(
さつそく
)
懇意
(
こんい
)
なる芝田町二丁目の
阿波屋吉兵衞
(
あはやきちべゑ
)
品川
(
しながは
)
宿の河内屋與兵衞本石町二丁目の
松屋
(
まつや
)
佐
(
さ
)
四郎
下鎌田村
(
しもかまだむら
)
の
長谷川
(
はせがは
)
卯
(
う
)
兵衞兩國米澤町の
鼈甲屋喜助等
(
べつかふやきすけとう
)
の五人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
「
按摩
(
あんま
)
の
佐
(
さ
)
の
市
(
いち
)
さんが帰って、奥で横になって休んだまま、——今しがた文三郎さんが行ってみると——」
銭形平次捕物控:089 百四十四夜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
以て母の
養育
(
やういく
)
に當候と少しも
滯
(
とゞこ
)
ほりなく申立る
體
(
てい
)
如何にも
誠心
(
せいしん
)
に見えければ
大岡殿
(
おほをかどの
)
大いに感じられ其方事女には
稀
(
まれ
)
なる
志操
(
こゝろざし
)
なり
追々
(
おひ/\
)
取調
(
とりしら
)
べ
遣
(
つか
)
はさんとて一
件
(
けん
)
相濟迄
(
あひすむまで
)
瀬川は
主人
(
しゆじん
)
へ
預
(
あづ
)
け申
付
(
つけ
)
られ皆々下られけり夫より
大岡殿
(
おほをかどの
)
源八
佐
(
さ
)
七が
人相
(
にんさう
)
疵等
(
きずとう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“佐”の意味
《名詞》
(サ)軍隊の指揮官。
(サ)佐官。
(出典:Wiktionary)
佐
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“佐”を含む語句
佐伯
佐々
佐久間象山
佐野
佐介
佐保
土佐
佐渡
佐々成政
補佐
佐世保
兵衛佐
佐藤春夫
佐用
佐吉
須佐之男命
佐藤
右衛門佐
佐理
少佐
...