“補佐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほさ90.0%
たすけ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永楽の時、史に曲筆多し、今いずくにかそのじつを知るを得ん。永楽簒奪さんだつして功を成す、しか聡明そうめい剛毅ごうきまつりごとす甚だ精、補佐ほさまた賢良多し。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「もうここはよい。ここは一トかたづきした。おぬしは急遽、鎌倉へくだって行き、千寿王を補佐ほさしてくれい」
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天子御一人のほかは、何者といえ、天子の親政を補佐たすけるものにすぎないと、連綿れんめん、さだめられて来た国家である。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)