“佐理”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さり80.0%
すけまさ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翰墨かんぼくの書は空海くうかい道風とうふうを去ること遠からず、佐理さりを四五年前に失ったばかりの時代の人であったのである。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
王羲之おうぎしもいれば、褚遂良ちょすいりょうもいる、佐理さり道風とうふうもいるし、夢酔道人もくだを捲いている。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
此の外にも敦忠中納言の子右兵衛佐佐理すけまさ、その子の岩倉の菩提房文慶等があり、これらはいずれも佛道に帰依きえしたお蔭で禍を免れることが出来たのであるが
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)