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丸窓
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まるまど
ふりがな文庫
“
丸窓
(
まるまど
)” の例文
「こっちは、
丸窓
(
まるまど
)
といたしましょう。少々むつかしいな。
手塩皿
(
てじおざら
)
もってきて大吉、型をとるから。それとお
盆
(
ぼん
)
もな。わた出すから」
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
房枝
(
ふさえ
)
は、三等船室の
丸窓
(
まるまど
)
に、顔をおしあてて、左へ左へと走りさる大波のうねりを、ぼんやりと、ながめていた。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
果敢
(
はか
)
なの
身
(
み
)
やとうち
仰
(
あふ
)
げば
空
(
そら
)
に
澄
(
す
)
む
月影
(
つきかげ
)
きよし、
肘
(
ひぢ
)
を
寄
(
よ
)
せたる
丸窓
(
まるまど
)
のもとに
何
(
な
)
んの
咡
(
さゝや
)
きぞ
風
(
かぜ
)
に
鳴
(
な
)
る
荻
(
をぎ
)
の
友
(
とも
)
ずり、
我
(
わ
)
が
蔭
(
かげ
)
ごとか
哀
(
あは
)
れはづかし、
見渡
(
みわた
)
す
花園
(
はなぞの
)
は
夜
(
よ
)
るの
錦
(
にしき
)
を
月
(
つき
)
にほこりて
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
さあ そこに
丸窓
(
まるまど
)
や
扉
(
とびら
)
があるから のぞいてごらん
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
丸窓
(
まるまど
)
にうつる
松
(
まつ
)
のかげ、
幾夜
(
いくよ
)
詠
(
なが
)
めて
月
(
つき
)
も
闇
(
やみ
)
になるまゝにいと
子
(
こ
)
の
心
(
こゝろ
)
その
通
(
とほ
)
り、
打
(
うち
)
あけては
問
(
と
)
ひもならぬ、
隣
(
となり
)
の
人
(
ひと
)
の
素性
(
すじやう
)
聞
(
きゝ
)
たしと
思
(
おも
)
ふほど、
意地
(
いぢ
)
わろく
誰
(
た
)
れも
告
(
つ
)
げぬのか
夫
(
それ
)
ともに
知
(
し
)
らぬのか
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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そこの
丸窓
(
まるまど
)
からのぞいてごらん
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
窓
常用漢字
小6
部首:⽳
11画
“丸”で始まる語句
丸
丸髷
丸太
丸薬
丸善
丸裸体
丸行燈
丸木橋
丸潰
丸山