“丸窓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まるまど80.0%
まるまどそと20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「こっちは、丸窓(まるまど)といたしましょう。少々むつかしいな。手塩皿(てじおざら)もってきて大吉、型をとるから。それとお盆(ぼん)もな。わた出すから」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
房枝(ふさえ)は、三等船室の丸窓(まるまど)に、顔をおしあてて、左へ左へと走りさる大波のうねりを、ぼんやりと、ながめていた。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
父が書斎の丸窓(まるまどそと)外に、八手(やつで)の葉は墨より黒く、玉の様な其の花は蒼白(あおしろ)く輝き、南天の実のまだ青い手水鉢(ちょうずばち)のほとりに藪鶯(やぶうぐいす)の笹啼(ささなき)が絶間(たえま)なく聞えて屋根、軒(のき)、窓、庇(ひさし)
狐 (新字新仮名) / 永井荷風(著)