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一代
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いちだい
晉の
少主の
時、
婦人あり。
容色艷麗、
一代の
佳。
而して
帶の
下空しく
兩の
足ともに
腿よりなし。
餘は
常人に
異なるなかりき。
今は
亡せたる
傘屋の
先代に
太つ
腹のお
松とて
一代に
身上をあげたる、
女相撲のやうな
老婆樣ありき、
六年前の
冬の
事寺參りの
歸りに
角兵衞の
子供を
拾ふて
來て
ですから後の
代からも
永くお
慕い申しあげてそのご
一代を
聖帝の
御代とお
呼び申しております。
晩唐一代の
名家、
韓昌黎に、
一人の
猶子韓湘あり。
江淮より
迎へて
昌黎其の
館に
養ひぬ。
猶子年少うして
白皙、
容姿恰も
婦人の
如し。
然も
其の
行ひ
放逸にして、
聊も
學ぶことをせず。
“一代”の意味
《名詞》
一代(いちだい)
一代目。初代。
一人の君主や領主、戸主などがその地位で支配している期間。
一生。生涯。
ある時代。当代。
(出典:Wiktionary)