“サキ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:さき
語句割合
40.9%
18.2%
9.1%
4.5%
将来4.5%
小頭4.5%
左記4.5%
4.5%
4.5%
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
サキノ源中納言北畠具行ハ、先帝ノ帷幄ヰアクニカクレ、天下ヲ禍乱クワランニ投ジタル逆謀ノ首魁シユクワイタリシ事、スデニ歴乎レツキタリ。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
キ→イ(「築墻ツキガキ」がツイガキ、「少キ人」がチヒサイヒト、「サキ立ち」がサイダチとなった類)ギ→イ(「ツギテ」がツイデ、「花ヤギ給へる」が「ハナヤイタマヘル」など)
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
キミ」「ユキ」「御酒ミキ」「ツキ」「オキ」「る」「カキ」「サキ」「オキナ」「昨日キノフ」「キヨ」「常盤トキハ」「アキラメ」「サキハヒ」「杜若カキツハタ」「行き」「き」「分き」「吹き」「
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
今日旗の竿サキにつく金のタマや、五月幟の籠玉の源になる髯籠ヒゲコ(髯籠の話参照)の筋を引いた物に相違ないのである。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さすれば、十二旒の阿礼幡を元は、一本の竿頭から長く垂れたあまたの染め木綿ユフが、十二本の柄のサキに別れる様になつたと考へるのは順当な想像であらう。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そうして、呼びかける家があると、その表口に立って、その一家が、今夜から将来サキ幸福になる唱え言を唱えて、お礼の銭を貰っては、又先へ出掛けます。
鬼を追い払う夜 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
……大頭モト徑四分。小頭サキ三分。笞杖大頭三分。小頭二分。
抑々ソモソモ今回ノ告白対象タイショウハ、余ガ数十年以前ニ研究ニ着手シ、一先ヒトマズ完成ヲミタル「長期性時限爆弾チョウキセイジゲンバクダン」ニ関スルモノニシテ、左記サキ列挙レッキョシアル十二個ノ物件ブッケンハ、イズレモキタル十二月二十六日ヲ以テ
サヽナミの滋賀の辛崎、サキくあれど、大宮人の船待ちかねつ(人麻呂——万葉巻一)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
併し、其も、今日からサキの私の為にも、早川さんや私より後の研究者の為にも、みじめな足場位には、役立つだらうと思ひまして、目を瞑つて、大方の前に暴す事としました。
聞食驚念(久波)盧舎那仏慈賜サキ(波閇)賜物受賜戴持、百官人等率礼拝仕奉事挂畏カケマクモ三宝大前恐(美毛)奏賜(波久止)奏。