“セン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:せん
語句割合
16.7%
16.7%
16.7%
16.7%
16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうした事実は、此脚本の作者坪内博士の上にもあつたのですが、右の役者なども、後の雁にセンを越された形になつて居ます。
芝居に出た名残星月夜 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
セン少貳殿でなくて、弓削新發意ユゲシンボチの方であつてくれゝば、いつそ安心だがなあ。あれなら、事を起しさうな房主でもなし。起したくても、起せる身分でもないぢやまで——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
センイワク、両軍相当アイアタルトキ、大流星アリテ軍上ヲ走リ、軍中ニツルニ及ベバ、其軍ソノグン破敗ハハイチョウナリ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
軍井グンゼイイマダ達セズ、将カツハズ。軍幕未ダベンゼズ、将ムヲ曰ハズ、軍サウ未ダカシガズ、将飢ヱヲ曰ハズ、冬、キウヲ暖ニセズ、夏、センラズ、雨ニガイヲ張ラズ。是ヲ、将ノ礼トイフ。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
デップリした歳よりはずっと若く見える大男で、機関庫の人々の間ではもろに「オサセン」で通用とおっていました。
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
セン今スデニ八歳、聡慧ソウケイ愛スベシ、タダソノ早成、恐ラクハ重器チョウキタラザルヲ嫌ウノミ
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)