サキ)” の例文
今日旗の竿サキにつく金のタマや、五月幟の籠玉の源になる髯籠ヒゲコ(髯籠の話参照)の筋を引いた物に相違ないのである。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さすれば、十二旒の阿礼幡を元は、一本の竿頭から長く垂れたあまたの染め木綿ユフが、十二本の柄のサキに別れる様になつたと考へるのは順当な想像であらう。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)