“わうだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黄疸83.3%
横斷16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹 わたしは未だに黄疸わうだんですよ。…………
新緑の庭 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
二十二銭茂吉薬代くすりだい。こんな工合である。ここに二十二銭茂吉薬代とあるのは、僕が絵具に中毒して黄疸わうだんになつたとき、父は何処どこからか家伝の民間薬を買つて来てくれた。それを云ふのである。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
今日けふは二ぐわつの十二にちかぜ方向ほうかうきわめて順當じゆんたうであるから、本日ほんじつ輕氣球けいきゝゆうこのしま出發しゆつぱつすれば、印度洋インドやう大空おほそら横斷わうだんして、きたる十六にちか十七にちには
最早もはや亞弗利加大陸アフリカたいりく横斷わうだんして、ずつと西にしほうばされて、いま下邊かへんゆる大海おほうみは、大西洋たいせいやう相違さうゐはあるまい。とつたが、わたくしはどうも左樣さうとはしんじられなかつた。
やま半腹はんぷく以上いじやう赤色せきしよく燒石やけいし物凄ものすごやう削立せうりつしてるが、ふもとかぎりもなき大深林だいしんりんで、深林しんりん中央ちうわう横斷わうだんして、大河たいか滔々とう/\ながれて樣子やうす其邊そのへん進行しんかうしたら隨分ずいぶんしき出來事できごともあらうとおもつたので