“ゆきかひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
往來66.7%
行通33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今歳(ことし)も今日(けふ)十二月(ぐわつ)の十五日(にち)、世間(せけん)おしつまりて人(ひと)の往來(ゆきかひ)大路(おほぢ)にいそがはしく、お出人(でいり)の町人(てうにん)お歳暮(せいぼ)持參(ぢさん)するものお勝手(かつて)に賑々(にぎ/\)しく、急(いそ)ぎたる家(いゑ)には餠(もち)つきのおとさへ聞(きこ)ゆるに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しまつたりと飛(と)び退(の)きて畜生(ちくしやう)めとはまこと踏(ふ)みつけの詞(ことば)なり、我(わ)が物(もの)なれば重(おも)からぬ傘(かさ)の白(しら)ゆき往來(ゆきかひ)も多(おほ)くはあらぬ片側町(かたかはまち)の薄(うす)ぐらきに悄然(しよんぼり)とせし提燈(ちやうちん)の影(かげ)かぜに瞬(またゝ)くも心細(こゝろぼそ)げなる一輛(いちりやう)の車(くるま)あり
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
くり返(かへ)す昔(むか)しのゆかりも捨(す)てがたく、引(ひき)つヾいて行通(ゆきかひ)しけるが、見(み)るにも聞(き)くにも可愛想(かあいさう)なり氣(き)のどくなり、これが若(も)しもお侠(きや)ん娘(むすめ)の飛(と)びかへりなどならば知(し)らぬ事(こと)、世(よ)といはヾ門(かど)の戸(と)の外(ほか)をも見(み)ず
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)