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やじ
ふりがな文庫
“やじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヤジ
語句
割合
弥次
56.5%
野次
23.9%
爺
6.5%
彌次
4.3%
父
4.3%
谷地
2.2%
野地
2.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弥次
(逆引き)
何か
弥次
(
やじ
)
が飛んだようだけれど、はっきり聞えない。向うの方で、麦酒瓶が
砕
(
くだ
)
ける音がした。そして、雑然たる合唱がはじまった。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
やじ(弥次)の例文をもっと
(26作品)
見る
野次
(逆引き)
若い見物たち、
殊
(
こと
)
に学生や商店員たちは、得たりかしこしと、このお面を利用し、その
蔭
(
かげ
)
に顔を隠して、舞台の踊子を、思う存分
野次
(
やじ
)
り飛ばした。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
やじ(野次)の例文をもっと
(11作品)
見る
爺
(逆引き)
『お
爺
(
やじ
)
! 早やうほそびき(麻繩)持つておいで、こいつ縛り上げてやるね、少し此奴のぼせ上つてけつかるから、懲しめてやらないかん』
死線を越えて:02 太陽を射るもの
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
やじ(爺)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
彌次
(逆引き)
坂
(
さか
)
の
下
(
した
)
は、
左右
(
さいう
)
の
植木屋
(
うゑきや
)
、
屋外
(
をくぐわい
)
に
足場
(
あしば
)
を
設
(
まう
)
け、
半纏着
(
はんてんぎ
)
の
若衆
(
わかもの
)
蛛手
(
くもで
)
に
搦
(
から
)
んで、
造菊
(
つくりぎく
)
の
支度最中
(
したくさいちう
)
なりけり。
行
(
ゆ
)
く/\フと
古道具屋
(
ふるだうぐや
)
の
前
(
まへ
)
に
立
(
た
)
つ。
彌次
(
やじ
)
見
(
み
)
て
曰
(
いは
)
く、
茶棚
(
ちやだな
)
はあんなのが
可
(
い
)
いな。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
やじ(彌次)の例文をもっと
(2作品)
見る
父
(逆引き)
家といったってどうせ
荒家
(
ぼろうち
)
で、二間かそこいらの薄暗い中に、お
父
(
やじ
)
もお
母
(
ふくろ
)
も
小穢
(
こぎたね
)
え恰好して
燻
(
くすぶ
)
ってたに違いねえんだが……でも秋から先、ちょうど今ごろのような夜の永い晩だ、焼栗でも
剥
(
む
)
きながら
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
やじ(父)の例文をもっと
(2作品)
見る
谷地
(逆引き)
農民一「いいえ、おりゃのあそごぁひでえ
谷地
(
やじ
)
で、なんぼ
旱
(
ひでり
)
でも土ぽさぽさづぐなるづごとのなぃどごだます。」
植物医師:郷土喜劇
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
やじ(谷地)の例文をもっと
(1作品)
見る
野地
(逆引き)
小作料があまり酷なために、村の人が誰も手をつけない石ころだらけの「
野地
(
やじ
)
」を余分に耕やしていた。そこから少しでも
作
(
さく
)
をあげて、暮しの
足
(
たし
)
にしようとしたのである。
党生活者
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
やじ(野地)の例文をもっと
(1作品)
見る
“やじ”の意味
《名詞》
他人の言動に対し、非難したりやからかったりすること。また、その言葉。
一方を応援する者が相手方を妨害したり嘲笑したりすること。
「やじうま」の略。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
てゝ
やち
とっ
とつ
とと
とう
おやじ
おやぢ
ちやん
ちゃん