野地やじ)” の例文
小作料があまり酷なために、村の人が誰も手をつけない石ころだらけの「野地やじ」を余分に耕やしていた。そこから少しでもさくをあげて、暮しのたしにしようとしたのである。
党生活者 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)