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半纏着
ふりがな文庫
“半纏着”の読み方と例文
読み方
割合
はんてんぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんてんぎ
(逆引き)
なだれに帯板へ下りようとする角の処で、
頬被
(
ほおかぶり
)
した
半纏着
(
はんてんぎ
)
が一人、右側の
廂
(
ひさし
)
が下った小家の軒下暗い中から、ひたひたと草履で出た。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「何を二人で感心しておるのだ。口の利きようでみると、その
半纏着
(
はんてんぎ
)
のやつは、武士のようだが——」
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
樹木の茂った丘の崖下の低地の池のまわりには、今日も常連らしい
半纏着
(
はんてんぎ
)
の男や、親方らしい年輩の男や、番頭らしい男やが五六人、釣竿を側にして板の台に坐って、
浮木
(
うき
)
を眺めている。
遁走
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
半纏着(はんてんぎ)の例文をもっと
(10作品)
見る
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
纏
漢検準1級
部首:⽷
21画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
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半纏
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