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彌次
ふりがな文庫
“彌次”の読み方と例文
新字:
弥次
読み方
割合
やじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やじ
(逆引き)
私
(
わたし
)
は、
安直
(
あんちよく
)
な
卷莨
(
まきたばこ
)
を
吹
(
ふ
)
かしながら、
夜番
(
よばん
)
の
相番
(
あひばん
)
と、おなじ
夜
(
よ
)
の
彌次
(
やじ
)
たちに
此
(
こ
)
の
話
(
はなし
)
をした。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
坂
(
さか
)
の
下
(
した
)
は、
左右
(
さいう
)
の
植木屋
(
うゑきや
)
、
屋外
(
をくぐわい
)
に
足場
(
あしば
)
を
設
(
まう
)
け、
半纏着
(
はんてんぎ
)
の
若衆
(
わかもの
)
蛛手
(
くもで
)
に
搦
(
から
)
んで、
造菊
(
つくりぎく
)
の
支度最中
(
したくさいちう
)
なりけり。
行
(
ゆ
)
く/\フと
古道具屋
(
ふるだうぐや
)
の
前
(
まへ
)
に
立
(
た
)
つ。
彌次
(
やじ
)
見
(
み
)
て
曰
(
いは
)
く、
茶棚
(
ちやだな
)
はあんなのが
可
(
い
)
いな。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
出
(
で
)
ますよ、さあ
早
(
はや
)
く/\。
彌次
(
やじ
)
舷端
(
ふなばた
)
にしがみついてしやがむ。
北八
(
きたはち
)
悠然
(
いうぜん
)
とパイレートをくゆらす。
乘合
(
のりあひ
)
十四五人
(
じふしごにん
)
、
最後
(
さいご
)
に
腕車
(
わんしや
)
を
乘
(
の
)
せる。
船
(
ふね
)
少
(
すこ
)
し
右
(
みぎ
)
へ
傾
(
かたむ
)
く、はツと
思
(
おも
)
ふと
少
(
すこ
)
し
蒼
(
あを
)
くなる。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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部首:⼸
17画
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常用漢字
小3
部首:⽋
6画
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