“みそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミソ
語句割合
味噌64.3%
見初15.0%
見外6.4%
見染6.4%
三十2.1%
見逸1.4%
見違1.4%
御衣0.7%
0.7%
0.7%
(他:1)0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供が豆腐屋へ使いに行ってざる味噌みそこしに油揚を入れて帰ると、その途中で鳶に攫って行かれる事はしばしばあった。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
物頭の計らいで、松本方三百五十人への一度分の弁当、白米三俵、味噌みそたるけ物一樽、それに酒二樽を贈った。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
どこで見初みそめたものか今の奥さんに思い付かれて夢中になったらしく、とうとう子爵家へ引っぱり込んでしまった。
あやかしの鼓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
この時宗右衛門は安を見初みそめて、芝居がはねてから追尾ついびして行って、紺屋町の日野屋に入るのを見極めた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
『まァ、春樹さんじゃありませんか、まァまァすっかりお見外みそれいたしましたよ、ほんとにお久し振りで……』
蝕眠譜 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
「アハハハ。あやまったあやまった。お見外みそれ申しました。イヤ全くこんな酒宴さかもりは初めてだ」
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「ところで、若樣は、花見船でお糸さんを見染みそめたといふことを聽いたが、その時お前さんはお供をして居たさうだね」
この「朝の眼」が十六歳のとき、スコットランド貴族で、インド駐在軍司令部のキャンベル・マクリイ卿が、祭壇に踊っている彼女を見染みそめてひそかに神殿から奪い去った。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
つきほなくかなしかるかなかがなべて年のへだたりは三十みそあまりいつ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
つきほなくかなしかるかなかがなべて年のへだたりは三十みそあまりいつ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「何だ、水茶屋のお篠か、白粉っ気がなくなるから、お見逸みそれ申すじゃないか」
「福田さんでございましたか、ついお見逸みそれ致しまして相済みません。」
賤「ちょいと新吉さんですか、私は誠にお見違みそれ申しましたよ、たしか深川櫓下の紅葉屋へ貸本を脊負ってお出でなすった新吉さんでは有りませんか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
内儀かみさん、誠に大御無沙汰をして極りがわるくって、んだかうもね……先刻さっき藤助どんにもう申しやしたんですが、あんまり御無沙汰になったんで、お見違みそれ申すくれえでごぜえやすが
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ここに小碓をうすの命、そのみをば倭比賣やまとひめの命御衣みそ御裳みもを給はり、たち御懷ふところれていでましき。
ここにその樂の日になりて、童女をとめの髮のごとその結はせる髮をけづり垂れ、そのみをば御衣みそ御裳みもして、既に童女の姿になりて、女人をみなの中に交り立ちて、その室内むろぬちに入ります。
ここに女鳥の王はたにまして、みそ織りたまふ。
変った考えでは、みつはは水走で、みそぎの水のほとばしる様だとするのもある。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
ここにその后、あらかじめその御心を知りたまひて、悉にその髮を剃りて、その髮もちてその頭を覆ひ、また玉の緒をくたして、御手に三重かし、また酒もちて御衣みけしを腐して、全きみそのごとせり。
すなはちみその中によろひし、弓矢をばして、馬に乘りて出で行きて、忽の間に馬より往きならびて、矢を拔きて、その忍齒の王を射落して、またそのみみを切りて、馬ぶねに入れて、土と等しく埋みき