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みそめ
ふりがな文庫
“みそめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
見初
71.4%
見染
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見初
(逆引き)
その
夜
(
よ
)
は、ちょうど植木
店
(
だな
)
の
執持
(
とりもち
)
薬師様と袖を連ねた、ここの縁結びの地蔵様、実は延命地蔵尊の縁日で、西河岸で
見初
(
みそめ
)
て植木店で出来る、と云って、宵は
花簪
(
はなかんざし
)
、蝶々
髷
(
まげ
)
、やがて、島田、
銀杏返
(
いちょうがえし
)
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
夫
(
そ
)
れかと
言
(
い
)
つて
來
(
く
)
るほどのお
人
(
ひと
)
に
無愛想
(
ぶあいさう
)
もなりがたく、
可愛
(
かわい
)
いの、いとしいの、
見初
(
みそめ
)
ましたのと
出鱈目
(
でたらめ
)
のお
世辭
(
せぢ
)
をも
言
(
い
)
はねばならず
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
みそめ(見初)の例文をもっと
(5作品)
見る
見染
(逆引き)
「母様の
指揮
(
さしず
)
だろう、一々。私はこうして懇意にしているからは、君の性質は知ってるんだ。君は惚れたんだろう。一も二もなく妙ちゃんを
見染
(
みそめ
)
たんだ。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
突
(
つ
)
き
仰
(
おほせ
)
御道理
(
ごもつとも
)
では御座りますれど先から好みし
縁談
(
えんだん
)
ならず此方よりして若旦那が
見染
(
みそめ
)
て無理に
貰
(
もら
)
ひに行き此
管伴
(
ばんたう
)
の目の黒い中に如何なる事ありとも
離縁
(
りえん
)
はされぬと
受合
(
うけあひ
)
しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ば散したる
心地
(
こゝち
)
せられて
茫然
(
ばうぜん
)
たりしが
面色
(
めんしよく
)
を
變
(
か
)
へ膝をすゝめコレ
管伴
(
ばんたう
)
どの忠兵衞どのそも/\大藤の
女兒
(
むすめ
)
おみつは父母の女房にするというて
婚姻
(
こんいん
)
いひ
込
(
こみ
)
しことならずこの長三郎が
彼
(
かれ
)
を
見染
(
みそめ
)
和郎
(
そなた
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
注
(
そゝ
)
ぎ掛け忠兵衞なれば
恍惚
(
みとれ
)
もせず其儘
奧
(
おく
)
へ入たれば
能
(
よく
)
は見ねども
一寸
(
ちよつと
)
見
(
み
)
るさへ比ひ
稀
(
まれ
)
なる美婦人と思へば
家
(
うち
)
の若旦那が
見染
(
みそめ
)
て思ひ
惱
(
なやむ
)
も
道理
(
だうり
)
要こそあれと
主個
(
あるじ
)
に向ひチト
率爾
(
そつじ
)
なるお願ひにて申し出すも出しにくきが
吾儕
(
わたくし
)
は本町三丁目
小西屋長左衞門
(
こにしやちやうざゑもん
)
方の
管伴
(
ばんたう
)
にて忠兵衞と申す者なるが今日出番かた/″\にて
御覽
(
ごらん
)
の通り
丁稚
(
こぞう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
みそめ(見染)の例文をもっと
(2作品)
見る
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