“ふゆくわい”の漢字の書き方と例文
語句割合
不愉快100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれどしようことなしにねむるのはあたら一生涯しやうがいの一部分ぶゝんをたゞでくすやうな氣がしてすこぶ不愉快ふゆくわいかんずる、ところいま場合ばあひ如何いかんともがたい、とづるにかしていた。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
いへのうちには不愉快ふゆくわいたゝまれないからのおあそび、こんなことをして良人をつと放蕩はうたうあげて仕舞しまふたのです、良人をつと美事みごとうちそとにするといふ道樂者だうらくものつて仕舞しまひました。
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
やがうしろはやしこずゑからなゝめゆききおろしてた。卯平うへい少時しばらく躊躇ちうちよしてかきつかれたせた。しばらくしてかれゆきつめたく自分じぶんふところとけ不愉快ふゆくわいながれるのをつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)